福岡県:葬儀ブルースカイ

通夜見舞いや茶碗を割る風習がある福岡県

福岡県の葬儀事情は、近親者が通夜に参列する時には通夜見舞いを持参します。通夜見舞いとは香典の以外に品物を用意し遺族に渡します。通夜見舞いはお菓子やお酒、缶詰など一般的に飲み物や食べ物を持っていく事が多く、遺族が通夜の跡に故人が淋しくないように通夜見舞いを食べながら語り合い残ったら配るという風習があります。

通夜見舞いをもらった人には香典返しの品物はさらに多くお返しします。福岡県の中でも地域によっては、持ち寄った通夜見舞いを持ち寄った人を含めてみなでいただく風習があります。遺族が淋しくないようにみんなで元気づけようという意味があります。

福岡県では出棺の時に故人が使っていた茶碗を割るという事が多くの地域で行われています。故人の愛用の品である茶碗を割る事でもう戻る場所はないという事を故人に知ってもらう事によって、現世の未練を断ち切るという意味があります。

海に面した福岡ならではの散骨葬儀

福岡県は、玄界灘に面した日本海側の立地です。その為南国九州というイメージを覆す様に、冬は吹き曝しの北風が吹きおろし、大雪が降ったりもします。南国でポカポカと言うのは、もっと最南端の鹿児島や宮崎だけで、結構想像よりは寒いです。

でも海に面しているという地形は、メリットも沢山です。魚がとにかく沢山取れて、安くておいしいのもそうですし、お葬式などの葬儀の際に、海洋散骨と言う、海に故人の骨を葬ると言ったスタイルを取る事も出来ます。最近、終活などと言う言葉を耳にしますが、人生の終わりをきちんと自分でプランニングして、それを遺言として遺族に段取り良く執り行てもらうスタイルも増えて来ています。

誰もが死んだ後の葬儀や遺産問題など、残った家族が揉める事は煩わしいと感じているからです。お墓の継承などもその一つです。永代供養なども同様ですが、煩わしい事は残さず、すっきりした葬儀を臨まれている人が多い様です。

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